ネットワークエンジニアとしてキャリアを積んでいきたいなら、資格の取得を考えるのも一つです。その中で注目すべきは、「Cisco Certified Network Associate(CCNA)」でしょう。CCNAはネットワーク技術の基礎から中級レベルまでをカバーする資格で、ネットワークの設計・構築や運用、トラブルシューティングの基本を学べます。CCNAは、ネットワークの基礎知識をしっかりと習得していることの証明につながり、企業に対するアプローチにつなげられるでしょう。ネットワークのエントリーレベルとしてはベストな資格であり、上位資格へのステップアップも可能です。ネットワーク分野ではシスコ製品が広く採用されているため、CCNAは業界標準の技術に対応できるスキルを身につけられる資格と言っても良いでしょう。
次に、「CompTIA Network+」の資格もおすすめです。CompTIA Network+は特定のベンダーに依存しない、中立的な立場でネットワーク技術を学べます。ネットワークの設計や管理、トラブルシューティングの基本を幅広くカバーしているため、ネットワーク技術の全体像を掴むことが可能です。ネットワークエンジニアとして幅広い知識を身につけたい場合に最適でしょう。また、国際的に認知されていることから、日本国内だけでなく海外でネットワーク関連の仕事に就く際にも役立ちます。CompTIA Network+の資格は、実際の現場での問題解決能力アップを目的としており、実践的なスキルを磨く良い選択肢です。これらの資格を取得することでネットワークエンジニアとしての基礎力を固め、さらなるキャリアアップを目指す土台を築けるでしょう。